地域の防災力を高めようと新玉地区自主防災会連合会は12日、愛媛県松山市千舟町8丁目の新玉小学校グラウンドで防災大会を開き、避難、消火、救出、炊き出しなどの訓練を行い、連携を確認していた。
 地区内の四つの自主防災会でつくる同連合会が毎年開催。約550人が参加した今回は、松山市で震度7を記録する地震が発生した想定で訓練を実施した。
 地区ごとにグラウンドに避難してきた住民らは、バケツリレーや非常用炊飯器を使った炊き出しのほか、市消防の指導を受けながら、倒壊した家屋から家具の下敷きになった人をジャッキなどを使って救出する訓練などに参加した。